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安全・安心への取組み
当社はこれまでも「安全最優先」を第一に掲げてきましたが、平成29年3月に新たに経営理念を定め、その中で「安全最優先」を当社の基本理念として明確に位置づけました。引き続きお客様に安心してご利用いただけるよう、「安全最優先」の意識のさらなる徹底を図り、一層の安全・正確・快適な輸送サービスの提供に努めてまいります。
安全方針
多摩都市モノレールは、地域の発展に貢献できるよう、以下の方針により、安全を最優先に正確・快適な輸送サービスを提供します。
一 法令・規則を遵守します。
二 情報は、漏れなく迅速、正確に伝えます。
三 常に問題意識を持ち、改善に努めます。
安全管理体制
「安全管理規程」に基づき、社長をトップとする安全管理体制を構築しています。各管理者の責務を明確にし、それぞれが安全確保のための役割を担っています。
安全管理委員会等による安全管理の徹底
安全管理委員会
社長を委員長とする安全管理委員会を設置し、安全管理推進室が事務局となって毎月1回開催することとし、安全管理規程に定めた方針の徹底と運用の適正を図っています。
安全管理幹事会
安全管理委員会の下に、管理職等で組織する安全管理幹事会を設置し、毎月1回開催し、事故につながるおそれのある事象についての分析及び対応策を検討・立案しています。
安全管理推進者会議
安全管理幹事会の下に、各部門の実務レベルの代表者を中心に構成する安全管理推進者会議を設置し、毎月2、3回開催し、輸送の安全に係る諸施策の企画・立案、指導を実施しています。
異常時に備えた体制整備
異常時訓練
平成29年10月に運輸部・総務部・安全管理推進室合同での横取り訓練及び緩降機取扱い訓練を実施しました。
鉄道テロ対策
なお、録画した映像については、万が一、犯罪等が発生した場合の状況確認等に活用しています。
雪害対策
平成26年度から上り勾配の急な鋼軌道桁2カ所に凍結防止用ヒーターを設置したほか、更なる対策として、平成27年度より営業列車に搭載可能な『車載式凍結防止剤散布装置』導入しました。
電力貯蔵装置の設置
災害などにより、電力会社からの送電が停止した場合は、最寄駅まで運行中の全列車を走行させるための電源として蓄電池から電力を供給することが出来ます。
社員の教育(人材育成)
輸送の安全を考える日研修の開催
研修内容は、安全講話及び他社事例に対してなぜ、どうして、事象を発生させてしまったのか、様々な部署の組み合わせでグループワークを行いました。
さらに全部署が垣根を超えた意見交換を実施しました。
※2015年9月3日駅間にてドアを開扉した事象に対する研修
日常教育
お客様の安全を守る設備・取組
駅の設備
また平成27年度から、スロープと車両の隙間解消のため、スロープの先端にくし型ゴムの取り付けを進めています
車両の設備
車両には、列車の安全運行の基本となる車内信号機式ATC装置を設置しています。また、ATO装置を中心とするコンピュータシステムにより駅間の自動運転を行い、安全な運行に万全を期しています。
「夏季の輸送安全総点検を実施しております。」
「スマートフォン等を見ながらの乗り降りや歩行は危険ですのでおやめください。」
乗務員の安全対策
また、運営基地内で車両を運転する入換運転士に対しても、同様の測定・点呼を実施しています。
設備の更新・補修
お客様に快適に、さらに安心してご利用いただけるよう、計画的に設備の更新や補修工事を行っています。工事の期間中はお客様にご迷惑をおかけいたしますが、なにとぞご理解、ご協力をお願い申し上げます。
主な工事
鋼軌道桁や駅舎の梁や柱の塗装を塗り替えております。
塗装を塗り替えることで景観の向上だけではなく、発錆の防止を目的としております。
コンクリート製の支柱に対しては検査の判定の結果、劣化が進行している箇所は、剥落防止の工事を行っております。
昇降機設備は平成27年度より状態の悪い箇所から随時更新工事を行っております。また、更新対象以外の昇降機については、毎年、部品の交換工事で修繕しております。
お客様へのお願い
安全にモノレールをご利用いただくために、お客様に以下のようなご協力をお願いしております。
駆け込み乗車はご遠慮ください。
ドアが閉まりかけたときは、無理をせず、次の電車をお待ちください。
「ながら歩き」はご遠慮ください。
可動式安全柵(ホームドア)によりかからないでください。
エスカレーターをご利用の際は、手すりをご利用ください。
エスカレーターをご利用の際は、手すりをご利用ください。
ご用のお客様は、インターホンでお尋ねください。また、急病人が発生したときや不審物・不審者を発見したとき等も係員に通報、連絡してください。
ホーム下は非常に危険です。
なお、落とされたものについては終電後の回収作業となるため、お引き渡しは、翌日以降となります。
ホーム下には、高電圧の電気が流れています。
感電により死亡するおそれがありますので、ホーム下には絶対に降りないでください。
非常通報装置について
ベビーカーご協力のお願い
また、周囲のお客様は見守りや必要に応じて手助けなど、ご協力をお願いします。
痴漢撲滅キャンペーン
車内に持ち込めない危険物について
なお、酒類やライター等持ち込み可能なものでも重さ・量に制限があります。詳しくは駅係員にお尋ねください。
戸袋への手や荷物の引き込まれについて
表示は大人の目線と子供の目線で表示を変更し、材質についても滑りやすいものを採用いたしました。
お子様の手や荷物の引き込まれにご注意ください。